英語を勉強していると、「副詞」の位置が分からないと思って、悩む人多いですよね。

かく言う私もよく迷っていました。

そこで、どの位置に置けばいいのか調べてみました!


☆「副詞」の意味

そもそも「副詞」って何ぞやという話なのですが、「副詞」は名詞以外の言葉や文章にいろいろと説明をプラスする機能を持つ言葉のことを言います。

例えば、「私は速く走る」という文の「コア」は「私は走る」ですよね。そこへの説明として「速く」が追加されているわけです。

もう少し分かりやすく言えば、「速く」がなくても文としての意味は通りますし、間違ってませんよね。速いか遅いかはともかく「私は走っている」のですから。

よって、「副詞」は説明を追加する言葉だと思っておけばOKです。形容詞も説明の対象が名詞なだけで似たようなもんです。


☆「副詞」の位置の3パターン

副詞の位置にはおよそ3パターンがあります。

1.文章の最後(時や場所を示す言葉)

2.その副詞で説明したいものの後

3.notが入る位置(頻度や程度を示す言葉のみ)


☆「副詞」の位置の考え方

なぜ、副詞の位置は上の3パターンなのでしょうか。

英語の文章の特徴は、“「大枠」から「詳細」へ” です。これをもとにそれぞれの位置になる理由を考えてみます。

1.第1パターン「文章の最後」

例えば、「私は昨日お昼ご飯を自分の部屋で食べた」という文の場合、絶対に外せない最大の大枠は主語、つまり「誰が」です。

なので、まず「I」が最初に来ます。

次に外せないのは「食べた」です。「私は食べた」が一番伝えたいことですからね。よって次に動詞の「ate」が来ます。

次に必要なのは「何を」になります。文法的には「動詞の次は目的語(~を)」がくるからです。よって「お昼ご飯」の「lunch」が来ます。

ここまでがコアの部分です。大枠ですね。「いつとかそういうのはともかく、昼飯食ったんだよ」ということです。

ここから詳細な話が始まります。残りは「場所」と「日時」です。

どっちが重要かなのですが、これは一応ルールがあって、場所と日時が同時に出てくるときは、「場所」を先にするルールです。これは、英語が「文章をつらぬく時間軸」というイメージを持っていて、その軸をずらすことで文章全体の時間をずらしているからです。日本語とはかなり考え方が違いますねえ。(参考サイト2より)

要は、「私はお昼ご飯を自分の部屋で食べた」の文には何もないと「今に近い」という軸が通っているのですが、この軸をグイーッと昨日に持っていくことでこの出来事を昨日のことだったとするわけです。

このためには場所までを含んで、文章が完成している必要があります。よって、場所を先に書きます。ここでは「at my room」です。

で、最後に副詞の「yesterday」をつけます。

結果、「I ate lunch at my room yesterday.」という文章が完成するのです。

当然ですが、英語を読み書きする人は文章を前からみるので、前から読んだときに絶対に伝えたいものが早く伝わる必要があります。よって大事なことや文章の大枠ほど先に書きます。

副詞は基本的に補足情報なので説明したいものの後ろに来ます。この文では「yesterday」が説明したいのは文章全体の時間軸なので最後に来るのです。

これが第1パターンです。第1パターンは「時」や「場所」を示す副詞があてはまります。

―――

2.第2パターン

第2パターンもほぼ同じです。

例えば、例文が「私は昨日お昼ご飯を自分の部屋で手早く食べた」になったら?

「手早く」が説明したいのは「食べる速度」なので、「ate lunch」の後ろに持ってきます。

え?「ate」の後ろじゃないかって?

確かにそうとも考えられますが、動詞と目的語はセットで考えることが多いので、目的語の後ろに置く方が自然です。補足情報が大枠をぶった切ってはいけません。

よって、「I ate lunch quickly at my room yesterday.」になります。

―――

3.第3パターン

若干分かりにくいのが第3パターンです。

ここでのポイントは第3パターンの副詞は「頻度」や「程度」を示す言葉であるという点です。

「大枠」というのは、補足が無くても意味が間違って伝わらないという意味です。

例文が「私は時々、お昼ご飯を自分の部屋で食べる」だった場合を考えましょう。

大枠として必要なのは「私はお昼ご飯を食べる」でいいでしょうか。

実はこれちょっと問題があります。というのは、「時々」=「食べないこともある」を意味するからです。「私はお昼ご飯を食べる」では、「食べない」ニュアンスが出ません。つまり、間違って意味が伝わってしまいます。

これを避けるため、大枠の時点で副詞を入れます。「私は時々お昼ご飯を食べる」なら「(よくわかんないけど)お昼ご飯を食べないこともあるんだな」というニュアンスが伝わります。

ここでは「頻度」や「程度」のほうが重要度があるので、出来るだけ前めに書きます。

この文では「お昼ご飯を食べる」の頻度が「時々」なので、eat lunchの前に持ってきます。

I sometimes eat lunch at my room.

すると、上のようになりますね。

この位置は「not」(don’t)が入る位置と同じなので、notの位置と覚えておくと分かりやすいです。

be動詞の場合は、notの位置なのでbe動詞の後ろに入ることになります。

例:There is usually a his pen on that desk.(彼のペンならたいていあの机の上にあるよ)

現在完了で習うneverも実は副詞なので、このルールに従っています。

※なお、「once a month」(月に一回)など複数の言葉をつなげた頻度表現は文の最後に置きます。


☆まとめ

まとめると、

  • 「副詞」とは名詞以外に補足情報を加えるものである。
  • 「補足」なので大枠の後ろや説明したいものの直後に置く。
  • ただし、頻度や程度を示す場合は「大枠内」のnotが入る位置(または説明したいものの直前)に入れる。

となります。

ちなみに、「評価」を示すような副詞もあって、これは文の頭に持ってきます。でもこういうのは決まり文句みたいなものが多いので、わざわざ文法として難しくとらえなくてもいいかなと思います。

例:Honestly, I don’t want to invite him the party.(正直言うと、彼をパーティに招待したくないんだよね)

なんか、仲悪いですかね(笑)

ここで書いたのはあくまで基本で、どうしても強調したいのであれば、時を示す副詞を前に持ってきてもOKです。

例えば、名探偵に犯人と疑われているときアリバイのために、

Yesterday, I went to Tokyo with my brother.

と言えば、「昨日は! 兄貴と東京行ってたんだよ」という強調になります。こういうときはコンマを入れますよ。

こんな感じで英語の大原則に従っていくと、そこまで混乱せずに位置を入れられるんですねえ。

副詞はたくさんあって分かりにくいので混乱しますが、冷静に「この文章の大枠は何だ?」を考えるといいんじゃないでしょうか!

【参考にしたWEBサイト】

  1. 英語の副詞の位置がわからない?3つのルールを知れば解決できるよ。
  2. 英語の副詞って何?副詞の見分け方や働き・用法・位置を基本から解説!
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